この度の震災に際し、ボスニア・ヘルツェゴビナ外務省の
ファッザン氏始めビハチ市長、ビイェリナ市、サラエボ市の
方々から沢山のお見舞いメールやお電話を頂戴しました。
日本外務省のホームページによりますと、ボスニア・
ヘルツェゴビナからも義捐金が送られるとのことでした。
また、当会がコンピューターの橋渡しをいたしました
エリトリア国からも義捐金が送られ、駐日エリトリア大使
からは、心温まる励ましのメッセージが日本に対して
発信されています。
このような支援に心からお礼を申し上げ、我々も手を繋ぎ
被災地を支えて行かねばと思う次第です。
当会も小さな働きですが長い支援をして行きたいと思います。
まずは、福島原発の収束が速やかになされる事を心から
願っております。
■ 海外からの応援メッセージ
バニャルカのDjura Jakshic(ジューラ・ヤクシッチ)小学校から
気仙沼の月立小学校へ、5月10日に送られて来た応援
メッセージと絵をご紹介します。
ジューラ・ヤクシッチ小学校は、バニャルカ市のシャルコバツ町
にある小学校です。
「みんな、希望を持って!」と祈ってます。
私達の気持ちは、日本の皆さんと共にいます。
(エレナ・イリッチさん、ヨワナ・ガズディッチさん、マーヤ・カベタノビッチさん、
ダヤナ・クッコルさん、カタリナ・アンテシェビッチさん、5人の女子生徒より)
日本の友達へ
「祈り」
この蝶が、私達の祈りを日本へ運びますように!
日本がこれからも安全で豊かな国でありますように!
日本の友達が笑顔で新しいお家から、
綺麗になった学校へ通うことを祈っています。
( 女子生徒のナターリアさんより)
「みんなのために」
小さいけれど、ニュースをみています。
小さいけれど、みんなの安全を心配しています。
小さいけれど、みんなのために祈っています。
みんなのために深く息をして、
みんなが水を飲めるかと心配して、
みんながきれいな水を飲んでいる事を祈っています。
みんなのご飯があるかと心配して、
みんながご飯を食べている事を祈っています。
ずっと、みんなの事を考えて、私の願いが届くように祈っています。
(小学5年生の女子生徒 クリスティナ・チリッチさんより)
■ 支援物資の搬送活動
5月26日、岩手県野田村へ、当会からの支援物資
(仮設住宅入居者用)を車で搬送いたしました。
(野田村への支援物資)
(支援物資を搬送した車)
野田村は、桜植樹の時に観光したクロアチア・スピリットで
観光ガイドをして下さった奥寺さん縁の村です。野田村の
とま屋さんから名を取り、スピリットで民宿をされています。
当会の伊藤と、友人奥村氏の協力で、10時間掛けて東北
自動車道を走りました。宅急便で送る方法もありましたが、
被災地を見る事で、多くの人にその現状を伝える役目が
担えるのではないかと考え、現状を直接見るため訪問する
事にしました。
(野田村のとま屋にて)
(支援物資搬送車から見た瓦礫の山)
(被害の大きかった海沿い、、、「本当に何もありません!」)
また、奥寺さんとのご縁もある野田村へ、久慈在住の友人
会田さんのご協力を得、桜の話を繋いで頂き、
「復興のシンボル」として寄贈する準備をしております。
商工会青年部の大沢さんが、村役場と相談し、植栽地を
選定してくださっています。大沢さんの力強いご協力で、
前進しており、皆さんと一緒に桜の植樹をしたいと計画中です。
野田村では、94人の保育園児(0〜4歳児)が、職員14人と
1kmの道程を走って逃げ、奇跡的に全員津波から逃れる
事ができたそうです。
この子供達や小中学生と、「村が元気に復興するように!」
と桜を植え、交流をしたいと思います。
後日(6月3日)、野田村の支援物資センターから下記の
ようなお礼状をいただきました。
■ 義援金の募金活動
気仙沼市と当会の拠点・目黒区は、「目黒のさんま祭り」の
さんまを無償で提供して頂いている御縁で、昨年度、
友好姉妹都市協定を結んでいます。
そのような関係があり、目黒区からも支援物資が送られ
ましたが、さんま祭り委員会と区共催で4月9、10日の
2日間、義援金の募金活動が行われました。
(さんま祭り委員会と目黒区共催の募金活動に参加して)
(募金活動での展示写真)
〜気仙沼市の状況〜