イピル・イピルの会

 
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(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

 
 

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■ イピル・イピルの会 第1回桜植樹ボランティア・ツアー 

   気仙沼市への桜寄贈   気仙沼祈念植樹


イピル・イピルの会では東日本大震災後、ボスニア・ヘルツェゴビナ
「平和のシンボル・桜」から被災地へ「希望の木」として桜を寄贈
する活動を
始めました。
被災された方々の心が和み、一日でも早く復興へ向け歩まれる事を
願い
少しでも自然回復のお手伝いが出来ればと思っています。また、
当会は桜を
寄贈するだけでは無く、現地を訪問し共に植え、現地の
方々と交流をする
事を中心に活動を行い、訪問する事により現地消
費が出来るようにとの考え
でツアーを行っています。

当会の所在地・目黒区は被災地・気仙沼市と友好都市関係にあり、
震災後
当会は支援物資を届けたのがご縁で震災より7カ月目の祥月
命日に当たる
1111日に桜の寄贈がきまり、20111110日〜12
日ボランティア・ツアー
を実施いたしました。支援物資の受け入れや
桜寄贈にご尽力頂いた菅原昌史様、市のOBで目黒
のさんま祭り実
行委員の梅津覚太郎様には心より厚くお礼を申し上げます。
 また、
目黒のさんま祭り等でご縁のある気仙沼市へ最初に桜の寄贈植樹
出来た事を大変嬉しく思います。今後も継続して寄贈したいと思っ
ております。


当日はボランティア20名が中型バスを貸切り、被災したホテルが運良
く再開し
ており気仙沼で1泊。11日は晴天に恵まれ早朝より月立保育
所、月立小学校
で植樹を行い、午後から市立三峰公園で市長臨席の
もと祈念植樹贈呈式並び
に植樹を行いました。

 市立三峰公園(20本)
市長のご挨拶に「気仙沼は海と共にあり水産業の復興に力を入れて
参ります。そして、イピル・イピル(フィリピンに生息する木の名前)の
用に逞しく、復興へ向け頑張りたいと思います。」との嬉しいお言葉が
ありました。震災発生時刻の
1446分には参加者全員で海に向か
い黙祷をいたしました。

三峰公園には市の希望で20本の大山桜を寄贈植樹いたしましたが
この大山桜
は宮城以北に自生しており、当会が苗木を購入している
日本花の会からは
「遺伝子の撹乱を起こす恐れがある」との事で購
入出来ず、市のご紹介で市内
の造園業者から購入しました。しかし、
造園業者のお話では埼玉産の苗木を
購入しているとの事でした。当
会は自然体系を守る為に、今後は東北地方
から大山桜の苗木を購
入して寄贈したいと思っております。
 
植樹後は被災地をバスで訪問しましたが、住宅街に何万トンもある
漁船が津波で
打ち上げられたており、街は跡形も無く、自然の力の
脅威を目のあたりにして
「人間の力のなんと小さな事であろうか!」
と感じた次第です。

被災地が一日も早く復興へ向け進まれる事を祈りながら「希望の木・
桜」
を植えて行きたいと思っています。


                               当会代表から菅原市長へ苗木の贈呈

市会議員・尾形氏

植樹を指導下さる畠山氏
市長と祈念植樹
参加者達の植樹風景
左下には仮設住宅が見える

                         復興のシンボル「希望の木」標柱を囲み記念撮影

                                   1446分、海に向かい全員で黙祷



月立 保育所での植樹(5本)
道路工事を避け、旧林道を迂回したので到着時間が大幅に遅れる。
待ちわびた園児達が園舎の下の道路まで手作りの旗を持ちサプライ
ズのお出迎え。
「いぴる・いぴるのみなさん ありがとう」の文字。ボラ
ンティアから「うわ〜ぁ、感激」と歓喜の声があがる。バスの前で園児
達と記念撮影。
先生と園児の力作です!


月立保育所は津波の被害には遭いませんでしたが、上手にある小学
校の旧校舎は
救援隊やボランティアの宿舎となり、旧校庭には仮設
住宅が建っています。
先生方も暫くの間は被災者の救援活動に当た
っておられたそうです。
 園児7名と共に植樹です。ボランティアが穴を
掘り、園児達も小さなシャベルで掘ってお手伝いです。
砂場用のバケ
ツで水やりも手伝ってくれました。
 
ボランティアが穴を掘ります

水やりのお手伝い

園庭の入り口に植えた桜の所で記念撮影。


アメリカからの留学生と単語を並べて園児達が楽しく遊んでいました。
園児達は分かれ辛く何時までも大学生の廻りにくっついて遊んでおり
とても和やかな光景でしたよ。(メディアの力で英語も耳からすんなり
入るようです)
やはり、若い人達の方が人気がありましたね!  学生
さん達、お相手して頂き
有難うございました!


また、IAVE日本支部の依頼で香港の幼稚園連盟からの応援メッセー
ジを繋ぎました。
懇談会では、地福寺の片山住職から「園児達を香港
に招待してあげてよ!」
とのお声があり、実現出来れば良いのですが
・・・・何とかしたいと思います。



  

市立月立小学校での植樹(5本)
保育所の植樹を終え、小学校で植樹をする。 授業の合間を縫って
子供達が参加してくれる。
対面式を終え、ボスニア・ヘルツェゴビナ
のジューラ・ヤクシッチ小学校からの贈り物を児童の
代表に手渡す。
植樹終了後、児童の代表が「僕達は社会人になって満開の桜の様
に花開きます!」と大きな声
で答礼をしてくれました。また、児童達が
「卒業しても桜を見に来るぞ!」と言ってくれ
ボランティアは大感激。
「桜と共に大きくな〜あれ!」      また、桜のお世話も宜しくね。


植樹前に月立小学校の生徒と参加者の顔合わせ

201110月、ボスニア・ヘルツェゴビナの桜フォローアップで震災時に同校へ応援の手紙や
絵を
送ってくれた「バニャルカ市のジューラ・ヤクシッチ小学校」を訪問し、折り紙を教える。
先生の発案で自分達の折った兜にカタカナとセルビア語文字で名前を記入。
月立小学校の
生徒に持ち帰り、代表の児童に手渡す。



最初に1本、植え方を示し、運動場の土手に4班に分かれ植樹。

上級生に見守られ、下級生が土を被せる

自分達の植えた桜苗木の前で記念撮影

2011年11月11日、気仙沼市と月立小学校、月立保育所に計30本の
桜を植樹しました。 復興計画に沿い、徐々に植樹をされるようです。 この活動を、当会としては数年にわたり、支援していきたいと思って
います。そのため、当会から植樹用の桜を寄贈させていただくことに
なりました。
 

三陸新報に掲載された紹介記事です(11/13)。



★ 東日本大震災義援活動 のページもご覧ください。 ★

  

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口座名義 : イピル・イピルの会 伊藤登志子



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