イピル・イピルの会

 
→ HOME
→ 設立の経緯
→ 会の概要
→ 新着情報
→ 活動報告
→ イベントご案内
→ ギャラリー
→ 桜の成長記録

(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

 
 

メール お問い合わせはこちら

■ 岩手県野田村での桜植樹(2012.3)

2012310日〜12日 42名が参加した野田村・岩泉町への
桜植樹ツアーを実施しました。

310日は出発が遅れた為に工事渋滞や事故渋滞に巻き込
まれ、野田村到着が
大幅に遅れてしまいました。 それにも係
わらず役場関係者、 地元の方々が
2時間近くも待って下さり
頭の下がる思いでした。

日々、村の復興計画に奔走されお忙しい小田村長も参加さ
れました。
村長さん始め、ご招待した被災者の方々と参加者
がお話出来、有意義な時間を過ごす事が出来た事は本当に
良かったと
思います。
村長さんとの談話に「これからは心の繋がりを大切に考え、
息長く交流できる
ものを中心に考えて行きたい」とのお話が
ありました。 この桜寄贈植樹は村長さん
のお考えに値する
ものと思います。
 

野田村での懇親会 持参した幕とボスニアの桜の写真を展示した会場
小田村長の挨拶

苫屋・坂本さん  村長さんに桜の話を繋いで下さり、実現するまで会田さん
共々バックアップして下さいました。心から感謝いたします。


会田さん。 心から感謝いたします。
地元民との交流


当会の桜寄贈植樹やツアーは多くの方々のご協力で実現致
しました。また、
被災地支援をしている(社)「協力隊を育てる
会」助成金に応募の結果、
助成金を頂ける事になりました。


3月11日 野田村での植樹

前夜降った雪が積り、今だ雪の降る中、1周年の3月11日を
迎えました。
思えば、昨年の震災時も小雪が降り、被災され
た多くの方々は寒さと飢え、 恐怖
との闘いを強いられていた
のだと思い返しながら、植栽地へ向かいました。


「皆様の心の和み、安らぎが一日も早く訪れ希望へ向かって
進まれる事」を願って
始めた桜の寄贈。多くの方々の参加を
得、実施する事になり、嬉しい限りです。


8時に宿舎「えぼし荘」のロビーに集合し、青森から駆け付け
て下さった樹木医の
斎藤さんの説明を聞く。
(斎藤さんは20062008年ボスニア・ヘルツェゴビナ
桜寄贈時の当会技術
 アドバイザー)

えぼし荘地区と小・中学校の2か所に分かれて植樹を行う。
学校へは植樹などに自信のある元気一杯の男性3人。

他の参加者は「えぼし荘」斜面での植樹を行う。
役場担当者との打ち合わせでは「土が凍っているので手で
穴を掘る事はこの時期、
無理」との事でした。
そこで費用を掛け機械による掘削を行いました。


前日までに植樹用の穴が掘られており、そこに植えるだけの
状態です。
植える桜は野田村の希望で「大漁桜」。

また、岩泉に発注していた標柱が届いており、力自慢の男性
が宿から現場まで
運び、標柱建てを最初に行い植樹の作業
に入りました。


斎藤さんが1本植え方を示された後、それぞれが掘ってある
穴に植えたのですが
急斜面の為、足元からズルズル滑り作
業はやり難い状況。それにも拘わらず
全員精一杯に活動を
行いました。 中には急斜面から滑り落ちる人もいました。
植えた苗木に水やりをするのが一苦労でした。

道路側の植樹後、近くの仮設住宅裏手に3本を植樹に参加
してくれた方々と
一緒に植えました。

地元のTV局、盛岡NHKの方が取材されていましたが・・・・
放映されたかどうかは不明です。


植樹の説明   斎藤さんのデモストレーション

皆で植樹   それぞれ、自分で場所を選び植樹をする

えぼし荘曲がり屋・のだ塩工房より水を引く

2時間程の作業で斜面への植樹を完了 植樹後の記念撮影

役場前の植樹

11時からの桜寄贈式典に合わせて「えぼし荘」より役場へ移動。
1周年慰霊祭の為に役場は半旗が掲げられ、道路を挟んで目
の前に建つ村営
体育館では慰霊祭の準備がされ、役場玄関
横では岩手県産業廃棄物協会に
よる炊き出しが行われてい
ました。
津波で傾いた時計塔も痛ましい。
村役場
炊き出し
傾いた時計塔

3本の桜を花壇に祈念植樹し、小田村長をお迎えし桜引き渡
し式典を行う。
今後、数年に亘り311本の桜を寄贈する旨の
書簡を村長にお渡しする。
被災した方々が手作りした桜のモチーフの千切り絵が代表の
大沢心さんと
小田洋介さんから当会の代表に贈呈された。
村長も植樹贈呈式
切り絵

             
ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館の参事官挨拶


式典と並行して、館内の小ホールでは稲城の「鼓遊」による和
太鼓の奉納が
行われた。
 

植樹参加者は岩泉町での桜植樹、寄贈式典のため、植樹後
バスで移動
する為に慰霊祭前、式場へ行き当会からの献花と
黙祷をして役場を後に
した。

会田さんが「かまどのつきや」さんに注文して準備してくれた
お弁当をえぼし荘に
戻り頂く。おかずが一杯!お値段を聞い
てこれまたビックリ!おにぎり弁当の
美味しかった事!!!! 
食事後、バスで岩泉へ移動する事になるが代表の伊藤と会田
夫妻が野田村
の慰霊祭に出席し、後で合流する事になった。

慰霊祭式場では野田村単独での式典後、政府主催の慰霊
祭をスクリーン
に映し出し合同の慰霊祭となる。1446分に
全員で黙祷をする。



岩手日報に掲載された紹介記事です(3/12)。

<戻る>


● 桜植樹基金へのご協力のお願い

  東北での桜植樹活動に賛同いただける方のご協力を
お願いいたしております。  

岩手県・野田村/宮城県・気仙沼市への桜植樹基金

寄附受付口座 : 城南信用金庫 大岡山支店 (普) 328200

口座名義 : イピル・イピルの会 伊藤登志子



Yahoo!ジオシティーズ
1