イピル・イピルの会

 
→ HOME
→ 設立の経緯
→ 会の概要
→ 新着情報
→ 活動報告
→ イベントご案内
→ ギャラリー
→ 桜の成長記録

(ボスニア・ヘルツェゴビナ)


メール お問い合わせはこちら
 

 

●「桜プロジェクト」

 桜を通して「サラエボから世界へ平和との共存」

 

  隔年で植樹ツアーを実施していますので、間の

  年は、植樹した場所に、桜の生育状況を見に行き、

  現地担当者の方との情報交換等を行っています。

 

   ■2011年10月10〜20日 フォローアップツアー

      @バニャルカ市・ビハチ市・モスタル市・

          サラエボ市・モイミロ市・

            ツヅラ市・ビエリイナ市

    

 

ビハチ ―――

 

まずは、市役所を表敬訪問しました。

 

新任のMuslic(ムスリッチ)氏。とて〜も若い素敵な市長さんでした。

前日、フランスから仕事で戻られたばかりとか。

とてもアクティブに仕事をされていました。

 

 

市長より更に、100本の桜を希望されましたが、ビハチ市で苗木を作り、

接ぎ木で増やしていく事に合意頂きました。

 

2年後、新しい桜の苗木が誕生する事を楽しみに、ビハチ市と協働作業を

やりたいと思います。数年間ビハチ詣でが続く事になりそうです。

 

健康でいなければ出来ないですので、スタッフの皆さん、頑張りましょう!

 

 

 

市営墓地・慰霊碑―――

  これは立派!

  

  「ウ〜ン、良いね!」

  樹木医鈴木さんの顔がほころびました。土壌が良かったようです。

 

  残念ながら現地の業者が植えた苗木に深植えがみられましたが、

  鈴木さんが処置をして下さいました。

 

 

 

 

川沿いの遊歩道―――

  1kmほど続く川沿いの遊歩道。

  終点にはテニスコートなどスポーツセンターがあります。

 

 

  野ネズミと草刈り機で根元が痛んでいるのが沢山ありましたが、

  1本づつ治療して来ました。

 

子供ひろば予定地―――

  将来、子供遊園地になる場所だそうです。

 

  今年の夏は50日も雨が降らず、水不足で枯れる寸前。

  「寒くなったので生き延びた」とのこと。

  ほ〜っと、安堵のタメ息。

  やはり、慰霊碑や遊歩道に比べると育ちが悪かったです。

  環境の違いで成長が大きく違ってくるのを実感しました。

 

 

中洲公園―――

  繁華街の近くにあり、若者の憩いの場所となっているため、

  10代の若者が酒に酔い、公共物を壊すそうです。

  世界中どこへ行っても同じ現象ですね。  

 

 

  3本が折られ、1本が枯れていました。

  2本は市の担当者が手厚く治療していました。

  「鈴木式で治療したらどうですか?」との我々の問いに、

  鈴木さんも彼等の情熱を大切にされ、

  「う〜ん、このままにしときましょ!!」という優しい心遣い。

 

  桜は生き延びるかは分かりませんが、生き返って、無事に成長することを祈ります。

 

 

 

  一日、植栽地を廻った担当者達と一緒に記念撮影です。

 

  写真を撮ってくれたのは市の担当官ニジャーズさん。

  ニジャーズさんには、出迎え、見送り、そして500km以上離れたモスタルまで

  車で送る手立てをしていただきました。残念ながら、姿が見えませんが。

 

  市から温かいおもてなしで手配していただいた車の車中から。

 

  500km以上の道程を160kmで飛ばします。

 

  「いや〜ぁ、此処にゴルフ場作ったら良いね〜ぇ」と、

  以前ゴルフ場を作ったことのある鈴木さん。

 

  途中、車は殆ど無く、山を右手に見ながら、ひたすら走りました。

  「運転手さん、本当に有難うございました!」 

 

戻る  

 

Yahoo!ジオシティーズ