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<設立の経緯>
フィリピンのバギオ市にあるイースター・スクールの
校長ミセス・アノが
「教育は自由独立であり希望である」という理念の下に、
地域の担い手となる人材を育てようと、
山岳民族の子弟教育に情熱を注いでいることに共感した
発起人伊藤の呼びかけによって、
1985年にマニラで活動を始めました。
発足時の活動は奨学資金の支援でしたが、
その後、震災や内戦による被災の支援など
人道的支援も開始しました。
<会の名前の由来>
『イピル・イピル』とは :
フィリピンをはじめ、世界の熱帯・亜熱帯のどこにでも
生育している豆科の潅木です。
苛酷な環境でも逞しく生育し、花は白色で合歓に似ており、
ギンネムとも呼ばれています。
その種子は黒褐色扁平の卵型で、スイカの種に似ていますが、
硬く、かつ光沢があり、
ビーズ細工のように繋いで小さな敷物等、
各種工芸品も作られています。
時には、コーヒー豆の代用ともされています。
フィリピンでは最も身近な植物の一つです。(下写真)
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