イピル・イピルの会

 
→ HOME
→ 設立の経緯
→ 会の概要
→ 新着情報
→ 活動報告
→ イベントご案内
→ ギャラリー
→ 桜の成長記録

(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

 
 

メール お問い合わせはこちら


●「桜プロジェクト」 

  桜を通して「サラエボから世界へ平和との共存」

     ■2012年4月16〜27日 フォローアップツアー
       ビハチ市 → バニャルカ市 → サラエボ市 →
       モスタル市 → ツヅラ市 → ビエリイナ市      

             (それぞれの活動報告は、市名をクリックしてください

1. 417日 最初の訪問地・ビハチ市

市長舎訪問では2010年に夕食をご一緒した議会議長のお出
迎えを受け歓談。市のTVインタービューを受け桜についてお
話をしました。

18日早朝、市庁舎を表敬訪問。市長不在の為、昨年お会いした議長さんのお出迎
えをうける。

表敬後、TVのインタビューを受ける

その後小雨の中、慰霊碑に植えた桜を見に行き、川辺の遊歩
道や子供公園予定地、虐殺のあった山の上にある深さ100
はあるという水汲み場、そして中州公園を廻りました。
 

遊歩道、公園は桜に合う土壌のようで2年目にして 「普賢象」
が沢山の花を付け私達を出迎えてくれました。雨に濡れ水の
重みで花が垂れてはいましたが手に取ると淡いピンクの花び
らに緑の花弁がチラリと覗きなんとも言いようの無い美しいも
のでした。

昼食後、昨年の春に本植えしたと言う虐殺の地に案内されま
したが前夜の雨が山手の方では雪となり15cmの積雪。夏場
の長い乾期の影響もあったようで成長は余り良くありません。
標高がありまだ芽吹いておらず枯死したのか否か判断つきか
ねる状態でした。

昨年、「大島桜」の種を地中に保存し春に播いて下さるように
お願いしていた造園家・ミルコさんの家を訪問。 芽吹いた「大
島桜」の苗に鈴木氏が感激! 「これは良いね」とVサインをし
て記念撮影。

50年程前に植えられた市立病院の庭にある桜(「関山」と思
われる)に案内され、この桜と当会が寄贈した「普賢象」をこ
の苗木に接ぎ木したいとの計画です。 来年の秋、または再
来年の春に 「普賢象」、「関山」の50本づつを接ぎ木する予
定です。

 市職員の方達とはホテルでお別れし、夕食後市役所近くに
ある中州公園の桜を見に行きました。中州公園は若者の集
う場所らしく、人的被害を受け根元から折られた桜は昨年の
手当ての介無く枯死。しかし、「頑張るぞ」と言わんばかりに
根元から若葉が出て再生への望みを感じさせてくれました。

早朝から1日ご案内下さった市職員の皆様のご協力に心か
ら感謝をいたします。また、これから街を桜で美しく飾りたい
という最初の計画を地道に実行されており当会も出来る限り
のお手伝いをしたいと考えています。



市の中心地にほど近いウナ川べりに植えられた普賢象

手入れをする鈴木氏

子供公園予定地の道路沿いに植えられた普賢象(ウナ川を挟み両岸に植えられいる)    
川に近い為か長期の乾期にも大きな被害は無かったようで沢山の花を付けていた


ミルコさんの造園で。昨年持って行った種が発芽。Vサインで大喜びの鈴木さん。 

ミルコさんの方式で行った芽接ぎをを見る。

中州公園の普賢象。昨年、現地の治療方法で手当てをしたが元気に回復している。

市立病院の中庭にある関山と思われる桜(50年目位の桜と予想される)この木から
芽接ぎの枝を採る予定である


市営墓地にある慰霊碑の桜。立派に成長している


クロアチア国境に近い村で200人近い人が虐殺された場所に到着虐殺の渓谷
100m程の深さ)入り口には廟と記念碑が建てられていた。ここでは昨夜の雨
が雪となり15cmの積雪となっていた。昨年春に本植えされた桜もまだ芽吹いて
いない。昨年の長期の乾期に耐えられたか否かも不明である



オスマントルコの支配でキリスト教会にモスクが継ぎ足して建設されている。  
ここを右にまがると市の銀座通りに続く


戦火で破壊された教会の一部が残っている(市役所玄関から教会を望む)


<次へ>


● 桜植樹基金へのご協力のお願い

  東北での桜植樹活動に賛同いただける方のご協力を
お願いいたしております。   

岩手県・野田村/宮城県・気仙沼市への桜植樹基金

寄附受付口座 : 城南信用金庫 大岡山支店 (普) 328200

口座名義 : イピル・イピルの会 伊藤登志子



Yahoo!ジオシティーズ
1