イピル・イピルの会

 
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(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

 
 

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●「桜プロジェクト」 

  桜を通して「サラエボから世界へ平和との共存」

     ■2012年4月16〜27日 フォローアップツアー
       ビハチ市 → バニャルカ市 → サラエボ市 →
       モスタル市 → ツヅラ市 → ビエリイナ市      

             (それぞれの活動報告は、市名をクリックしてください

2. 418日 バニャルカ市訪問 

ビハチからバニャルカ、サラエボまでチャーターした車で移動し
ます。
730分、ニジャーズ氏がホテルまで見送りに来てくださ
り、お別れ。
残念ながら写真を取り忘れてしまいました!

バニャルカでは当会のボランティアとして活動して下さるスザナ
さんと11時に
市役所前で待ち合わせましたが、途中コーヒータ
イムを取ったので少し遅れて
の到着。 市役所の角で信号待ち
時、スザナさんを見つけ手を振るも気付いて
くれません。

待ち合わせ時間に私達が来ないのでスザナさんが市に少し遅
れる旨、電話を
入れておいて下さったそうです。私の時計が遅
れていたのが原因でした。
お陰で無礼をせずに済みました。

訪問日がバニャルカ・ディである事を知らず、当会の窓口であ
る国際交流課
の担当官は大忙し。市の方には大変ご迷惑を
お掛けしてしまいました。
担当官が時間を作って挨拶に来て
下さり恐縮しました。

表敬は昨年もお会いした副市長のブリックさん。  県職員から
副市長になられた異色の方だそうです。
会見では「バニャルカ
・ディでサラエボから山崎大使もお見えになっています」
とのお
話でした。


成長に可なりの差が見られるトランジットの桜のお世話も頑張
ってやって
頂くようにお願いをしましたが市の予算不足の為に
可なり困難な様子です。


表敬後、高等学校へ。満開時期を少し過ぎた関山が昨年より
大きくなった幹
に咲いていました。 並木状に植えてあり鈴木さ
んも「これは良いね」。


桜の手入れを終えて門を出ようとすると玄関から副校長先生
が見えたので
ご挨拶。少し立ち話をしましたが昨年同様に生
徒達に日本文化の紹介を何か
して欲しいと要請がありました
が時間が無く来年には必ず実行する事を
お約束してお別れ
する事に・・

先生とスザナさんがお話して分かったのですが副校長先生は
スザナさんの同僚
のお姉さんでした! そこで、桜が満開にな
った時の写真を撮ってメール
で送って下さるようにお願いしま
した。


市庁舎にて表敬

副市長・ブリックさんを囲んで記念撮影

運動場奥に並木状に植えられている関山を背に記念撮影
昨年手当てをした個所を調べる鈴木さん。 「立派に回復しているね。 治療成功!」   
 良く手入れをして下さった用務員さんにお礼を述べたくて
お尋ねしたのですが、
この日はお休みでお会い出来ません
でした。残念!

全員で。 「来年は日本文化の紹介を当校でして下さい」との依頼あり


バニャルカ市トランジット

土壌の良し悪しで桜の成長が随分と違う。
鈴木さんが持参されたハイポネックスを
2人一組で全部の桜の
根元に置いて行く。

ここには112本が植えられたそうであるが、現在は60本ほどな
ってしまった。
成長し、花を咲かせるとキット美しい事であろう。

市側は「予算が無い為」と説明するが
?????  やる気の問題で
はないかと思ってしまう。




農業高等学校

ここには2008年に約50本の桜が植えられました。

農業高等学校の敷地内と言う事で桜の成長を期待していたの
ですが・・
思った程には手入れがして貰え無い事、土壌が余り
良く無い?事もあり
成長が余り良くありません。

裏庭の大きな木の下に植えられた桜の成長が悪くその内の1
本を
移植する事にし、学校関係者に桜を植える際の条件の良
し悪しを実感して
頂く事にしました。

再来年には新築の校舎に移転するそうで、その時には桜も移
植したいと
の希望を話しておられたので「桜にあった良い条件
の場所に移植して欲しい」
との思いから今回、移植を実施する
事にしたのです。

先生、校長先生が授業の合間を縫ってお出でになり、挨拶を
いたしました。
校長先生は2008年の植樹の時は副校長先生
で顔馴染みの方です。
「桜の事も宜しく」とお願いをしました。

近くの校舎でぶらぶらしていた男子生徒に移植の手伝いをし
て貰う事
にし、声を掛けると怪訝そうな顔をしてやって来て一
緒に作業開始です。
彼等も、日本の造園専門家から直接に
指導を受ける機会はありません。
良い経験になった事でしょう!

一番日陰にある桜を選び移植開始。まず、移植する桜を丁寧に掘り上げます。

移植場所に穴を掘ります。そこへ顔馴染みの校長先生が挨拶に来られました。

掘り上げた桜を土を落とさないように生徒と運びます。

移植場所に桜を植え、水遣り。 鈴木さんの丁寧な指導を生徒達は熱心に見ていました。

お手伝いしてくれた生徒と記念撮影。 鈴木さんは何処へ行っても現地の方々と上手に交流
をされます。
  「言葉よりも気持ちの問題だ」と言う事に気づかされます。

バニャルカ大学構内(4月19日)

大学各学部前に分散して2006年寄贈の「関山」と2008年寄贈
の「紅豊」が植えられ
ています。大学の構内だけに桜の成長と
活着率の良さを期待したのですが
2006年の活着率は良くあり
ませんでした。

根付いた桜は差は見られるものの元気に成長しています。
高等学校やトランジットでは開花した桜を見る事が出来ました
が大学構内は
既に花の時期が過ぎておりました。残念!

同じ種類の桜でも環境の違いで開花時期が違うのも新しい発
見でした。
小雨の中、傘をさしながらの1本、1本の生育状況を
見て歩きました。

4月中旬と言えども肌寒い一日。視察後、大学構内のレストラ
ン・カフェで
コーヒータイム。体を温め市職員の方とはここでお
別れし、次の訪問地
サラエボへ車で6時間の移動です。


バニャルカ大学構内・工学部前

同上        農学部前

同上        歯学部前

K-4 ウナ川遊歩道(4月18日)   現地ボランティア、通訳をして下さったスザナさん宅で
夕食をご馳走
になり遊歩道を散策して桜を見る。9本植えた内の5本が成長している

4月19日、午後バニャルカでの視察を終えサラエボ目指して
車で約6時間
の旅。途中の小さな町のレストランで昼食。 

暫く農業地帯を走っていると道路一杯に羊の群れが大移動
中。
私達の車に気付き羊飼いが羊を端に追いやって道を開
けてくれます。
草の多い良い場所を求めてロバの脊には生
活道具らしいものが積んであり
ました。右手には鉄道が走っ
ています。
 


バニャルカからサラエボまでは何時もヤイツェを通って行きま
すが、今年は
道路が整備されている事もあり在京BiH大使館
・参事官の故郷ゼニッツアを
通って行く事にしました。 
ゼニッツアは工業の町。大きな煙突や工場が高速道路から
見る事が出来まし
た。町中に入ると大きな建物が並ぶあたり
でトイレ休憩。コーヒーを飲み休憩。

鈴木さんはバニャルカの桜視察でびしょ濡れになった靴下を
買いに商店街へ。
「ユーロが使えなかった!」 無事、靴下を
買って取り換えです。
 


ゼニッツアからサラエボへ移動の途中、ビハチ地方に沢山見
られた現地の
桜(白)が山々に沢山見る事が出来ました。


バニャルカからゼニッツア、サラエボまでの道は奇麗に舗装さ
れ高速道路化
され、とても走り易くなっていました。年々、イン
フラも整備され
人々が移動し易くなっています。移動がスピー
ド化される事により人々の
交流も盛んになるのではないでしょ
うか。期待したいものです。



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口座名義 : イピル・イピルの会 伊藤登志子



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