イピル・イピルの会

 
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(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

 
 

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●「桜プロジェクト」 

  桜を通して「サラエボから世界へ平和との共存」

     ■2012年4月16〜27日 フォローアップツアー
       ビハチ市 → バニャルカ市 → サラエボ市 →
       モスタル市 → ツヅラ市 → ビエリイナ市      

             (それぞれの活動報告は、市名をクリックしてください

4. 423日 モスタル市(1)

本日一日を掛け、モスタルの植栽地を廻る。 お天気も良い。  
事前に訪問日と大凡の時間を告げてあるが
ネウムのホテル
を出発する時に待ち合わせ
場所、時間を確認する。

モスタルのEROホテル前で待ち合わせる。ネウムから1時間
半ほどで待ち合わせ場所に
到着。 

ボヤンさん始め市関係者3人と合流し、市の案内で植栽地を
廻る。まずは浄水場へ。


浄水場
門を開け、暫く坂を下ると浄水場。水が勢いよく流れ出ている。
流れに沿って入ると直ぐに3本の桜、奥に大木となった桜1
がデンと構えて聳え立つ。  
まだ、開花の写真を見たことが無いが恐らく見事な事であろう
と想像される



ここは人から完全に隔離されている場所の為に人的被害も無く、土壌も良いので
モスタルでは一番成長が良いと思われる。



昨年植えた「一葉」と言う桜である。活着し元気に成長していた。


植栽地を一緒に廻った3人と鈴木氏


農場試験場 
昨年接ぎ木した苗木がどの様になっているか
期待しながら到着。

100%失敗である。原因は台木となる木の種類が
梨科で有っ
た事。昨年、葉の形と匂いが桜では
無いと鈴木氏と伊藤が進
言したが、市側は苗木屋
が「サクランボの苗木だと言ったので
購入した」
との事であった。

接ぎ木には台木が同じ科の木で無ければ成功しない。 「私も
迷ったのですがね・・去年、台木として合
わないと拒否し、接ぎ
木をしなければ良かった!」
と鈴木氏も反省の弁。

しかし、昨年渡しておいた大島桜の種が見事に芽吹いており、
鈴木さんもニコニコ!担当者から
その後の管理方法を質問さ
れ鈴木氏が指導される。


市側から接ぎ木する桜の種類について提案がなされた。「春
のモスタルは気候が不安定であり
河津桜は開花時期が早す
ぎる事などから、接ぎ木
はザグレブ通りにある関山からした
い。」

   *河津桜の開花は2月中旬〜下旬   
   *関山 の開花は4月中旬〜下旬


観光客の時期を考えると関山の方が良く、八重のため見栄え
も良いと思われる。


昨年、接ぎ木し不成功に終わった苗木 台木の所から葉(梨の葉)が芽吹いていた

見事に芽吹いた大島桜

管理方法を問われ、鈴木氏が自ら指導される

試験場内で記念撮影

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口座名義 : イピル・イピルの会 伊藤登志子



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