イピル・イピルの会

 
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(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

 
 

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●「桜プロジェクト」 

  桜を通して「サラエボから世界へ平和との共存」

     ■2012年4月16〜27日 フォローアップツアー
       ビハチ市 → バニャルカ市 → サラエボ市 →
       モスタル市 → ツヅラ市 → ビエリイナ市      

             (それぞれの活動報告は、市名をクリックしてください

6. 424-25日 ビエリイナ市

ツズラ市を16時頃発ち18時ごろボスニア・ヘルツェゴビナの
フォローアップ最後の訪問地
ビエリイナ市のホテルに到着。
同市には友人のミレンコ氏がおり、常にご協力を頂いています。


ビエリイナ市到着後、友人のミレンコ氏に会い同市での予定
を立てる。
夕食までの間に歩いて1分の市長舎を訪れ桜を観
る。
 市庁舎前は専従の造園担当がおり、良く手入れがされ
生育は非常に良い。
 既に開花は過ぎており、桜の花を見る
事が出来なかったのは残念。


市長舎前  左右に1本づつ植樹されている
管理が行き届き、同市での生育状況の基準となる木である

ミレンコ氏から夕食のご招待を受ける。

紛争直後からお付き合いのあるミレンコ氏のご招待による  郷土料理の話、
ワインの話、桜の話と話題はつきない。

ビエリイナ市の植栽地は3か所で市庁舎前(2本)と他2か所
は大学と農業高校がある学園地区の庭である。

市表敬訪問
ミレンコ氏の案内で市庁舎へ。市長・Mico Micic氏並びに
市長補佐官
Vlado Simeunovic 氏と面談
記念撮影

農業高校と連携を取りこれからの管理を充分にして頂く様に要請した

学生公園と東サラエボ大学構内  
表敬訪問後、学園地区へ向かうも雨となる。
 
この地区は高校と大学が責任を持って管理する事になってい
るのだが
学校は長期の夏休みがあり植えた苗木の管理(5
間は必要とされる)
は難しい。また新しく試みた播種もその為
に枯死した経緯がある。


昨年の訪問時には夏の長期の乾期でほぼ全ての苗木が水枯
れしており、回復可能か否か危ぶまれた。今年はどうなってい
るのだろうかと不安と期待で農業高等学校を訪れる。

学生公園全景

車窓からみた限りでは可なり回復しているように思えた。高校
で挨拶後担当教諭と植栽地を廻る。高校に隣接する学生公園
1本水枯れの影響で枯死していたが他の苗木は担当教諭の
努力で生き返っており根もとには鶏フンが追肥として播かれて
いた。昨年は管理が悪い点を強く注意されたので教諭も発奮

され、努力をされた様である。

問題の大学構内を視察中に大学側からお茶のお誘いがあっ
たが時間が無く失礼した。今思えばお会いして管理を強くお願
いすべきで有ったと反省です。


東サラエボ大学  玄関脇の左右の桜

昨年の訪問以来、ここも高校の担当教諭が生徒と管理をして
くれており予想以上に水枯れから回復し、 成長は少し遅いも
のの枯死せずに残っていた事は大変嬉しく、担当教諭に心か
らお礼を申し上げた。

学生公園の枯死した桜を1本植えかえる。植え替えは担当教
諭に鈴木さんが直々指導される。 実践する事で日本式の桜
の植え方の技術取得を成し得、愛情を持って物を育てる事を
鈴木さんは伝えたかったのだと思います。
担当教諭の植え替え
水枯れで枯死した苗木の植え替え。鈴木さんみずから指導される

支柱を添え紐で結ぶ

「何年したら花が咲きますか?」と教諭から質問あり。
「通常は5年で立派な成木となり、見事に花を咲かせます。
しかし、ここは水枯れの影響で数年遅くなると思われますが
楽しみに育ててください」


昨年の乾期による水枯れの影響で成長に少し遅れが見られ
る紅華ですが教諭の努力によりこれからは成長して行く事と
思います。

雨に打たれ咲いていた紅華    5年後の開花が楽しみです
学生公園  1本づつ手入れをする

高校玄関前の庭の2本は手入れがされ基準的な成長。
お別れ前にここで記念撮影。 


帰り際、車に乗ろうとすると授業を終えた学生達が玄関に
たむろしておりカメラをむけると全員ポーズ。鈴木さんが
「私も」と走って加わりパチリとシャッターを押す。


苗木を作る試み
2010年農業高校で大島桜の種を発芽させて貰ったが夏場の
管理に
失敗たので何らかの方法をミレンコ氏にお願いする。

当会は個人的に経営をされている方の方が管理が行き届く
と思えた
のでミレンコ氏の友人を紹介して頂く。 
ここで野生のサクランボの種から播種して貰い、台木を作り
接ぎ木を
試みる事にする。快く引き受けてくださる。


ミレンコ氏の親類である園芸農家
  胡瓜の苗が育てられていた

播種様のトレイ(100個作る事が出来るそうです)
室内での播種管理はコストが掛かるので屋外での播種管理をお願いした

ご案内頂いたミレンコ氏のお嬢さんと園芸農家ご夫妻

お礼を述べ、ホテルへ戻りベオグラードへ向かう準備をする。


426日ベオグラード
全ての日程を終え、半日観光。
観光
タクシー(5人乗りに6人が乗り )50ユーロで半日観光

案内されたキリスト教会の側にある駐車場に2本の桜が植えてありました

鈴木さんには毎日奮闘し、現地の方に指導下さり有難うござ
いました。来年の課題に向け頑張ります。来年も同行宜しく
お願いいたします。



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